牛を詠む

 

遅遅塵外步  遅遅 塵外に歩み

雙角不堪勤  双角 勤むるに堪えず

拂盡蒼蠅去  蒼蝿を払い尽くし去り

反芻唐宋文  反芻す唐宋の文

 

 トロクサクッテ世間ヲ知ラズ

 角ハアレドモ使ハレズ

 ウルサイ蠅ドモ追ヒ払ヒ

 古人ノ文ヲ今日モ読ム

 

旧正月辺りに詠みました。十二支を全部詠みたいと思いました。去年も詠めばよかった。